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読みました

読んだ本、まんがについて片っ端に記録していきます。「見ました」「聴きました」も紛れています。

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Posted by キヨハラ on  

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オリジン。無邪気な殺人者と、そもそもの始まり。

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ロバート・ラングドン シリーズ。

アメリカ人のゲーム理論とコンピューター・モデリングを専門とするエドモンド・カーシュ。スペインのカタルーニャにあるモンセラット図書館に招かれ、内密にスペインのカトリックの指導者として最有力のバルデスピーノ司教、ユダヤ教のラビ、イスラム教の法哲学博士(アラマ)と会見した。そして、この3人の名だたる有力な宗教思想家に対し、既存の宗教の教義をはっきりと否定する発見を突きつけるプレゼンテーションを行った。

と、ここまでだと今回の悪者はカーシュかと推測する。やってることも考えていることも、穏やかじゃないよね。ダン・ブラウン作品のパズル・パレスでは、米国家安全保障局の元局員が作成した設備破壊プログラムで安全保障局を脅していた。他にもプログラミングが犯罪に絡んでいる作品なかったっけ?

ラングドン シリーズはえげつなく残酷なシーンがつらく、インフェルノの後、もう読むのを止めようと思ったのだけど、それを一瞬忘れちゃって読むことにしたのけど、これならそうそうえぐいこともなかろうと思った直感は正しかった。都合5人殺され、1人は実質的に殺されるのだが、みんなわりとあっさり死んでいるし、死んだ後の描写もそんなにえぐくなかったかな。

場面が変わると、ラングドンにとって、カーシュは教え子の一人であり、友人でもあるという記述。ラングドンは、カーシュより突然の招待を受け、スペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館に赴いた。ここでカーシュは、招待客と全世界への配信を通じプレゼンテーションを行う。

プレゼンテーションのクライマックスで本人が登場したというところで、カーシュは元軍人の暗殺者により殺される。

ラングドンは、カーシュの遺志を実現すべく、残りのプレゼンテーションを世界に配信するために動く。プレゼンテーションの内容はカーシュしか操作できないサーバー上にあり、カーシュしか知らないパスワードで保護されている。

今回のラングドンのパートナーは、グッゲンハイム美術館館長であり、スペイン王国の王子の婚約者である美貌のアンブラ・ビダル。そして、カーシュが生み出した人工知能プログラム、ウィンストン。
ウィンストンは、イギリスなまりの英語で話すという。執事を思わせるキャラクターだ。カーシュに忠実で、奇想天外なアイディアでラングドンとビダルの追跡者の手の裏をかき、強力にサポートする。

暗殺者を招待リストに加えたのはビダル本人で、それが王子からの依頼だったという状況で、カーシュの暗殺にスペイン王室の関与が考えられる。
そんな中で誰を信じればいいのか、そして、パスワードを見つけてプレゼンテーションの残りを配信することはできるのかという展開。

そして、ネットにさまざまな内部情報を提供するmonte@iglesia.orgとは何者なのか。
monte、山。iglesia、教会。む、む、むー。???

このように、いつものように、ことばに関する謎解きがあり、シンボルが出て来るのだけれど、ラングドンの宗教象徴学者としての知識が生きているってほどのことはなかったように思う。
monte@iglesia.orgについては、日本語じゃなくて英語に(少し解釈を広く取って)変換すれば良かったので、英語読者では、これが誰かわかった人は多いだろう。


ダン・ブラウン『オリジン』上下巻 セットのページへ

でも、面白かった。無駄な迷走部分がないし(むしろもう少し書き込んでほしいぐらい)。殺人の黒幕または真の殺人者は、ラングドン シリーズでは毎度狂信的で「うっわーっ」って感じさせられてきたけれど、今回それがない。まったくもって無邪気に殺人を計画していた。ああ、確かにそうなるのも納得だと思えたし。それがすごく怖いとも取れるかもしれないけど、私にはさわやかでよかった。トータルで満足。
次回作が出れば、また読もうという気になった。

最後に、オリジンというタイトルは何を意味しているのか。
ひとまず、羽生結弦 2018/2019シーズンのプルシェンコ プログラムは忘れろ。
“われわれはどこから来たのか”“われわれはどこへ行くのか”という命題の「どこから来たのか」の方かなあって。だと、「どこへ行くのか」は、どうなっちゃう?なんて考えていたところ、しばらくして、やっとわかった気がする。
複数の殺人を計画して委託した黒幕。その黒幕が、どこから来たのか。元をたどれば、オリジンに行き着く。

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記憶がなくなるというミステリー『私の本の空白は』

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「わたし」=「南」は病院で目覚める。意識が戻ったことを受け、家族に連絡が行き、夫が来るがまるで覚えていない。
戻った家には、夫の他に義理の姉と義母がいる。義理の姉は南のことをよく思っていないらしく家を出て行った方がいいと言う。しかし、南は自分がどうしてそんなことを言われるのかがわからない。自分がどんな人間だったのかもわからないのだ。
夫からは強い愛情を感じるが、自分に対して何か隠していると感じる。
妹がいることを知るが、記憶をなくす前に妹とどんな関係だったかもわからない。
記憶をなくす前、自分には仕事がなく求職中だったという。そして銀行通帳を見て、少し前にはお金を持っていたものの、現在はほとんどお金を持っていないということもわかった。

記憶がない中で、夢に現れる懐かしい人物。それが誰だかわからないけれど、ミステリーの中に現れる甘やかな存在。
誰を信用して良いのかわからないという緊張の続く状況の中で、信頼できる人物なのではないかと期待を抱かせる。記憶もなくお金もない、寄る辺のない南が、その人と会えれば、真実がわかり、ハッピーエンドが続くのだろうと思わせられる。その人と再会して記憶が戻り、すべてがうまくいけばいいと願いながら読んだ。
しかし、事はそう単純ではない。だからこそ、またそこがおもしろかった。



更新までずいぶん間隔が空いた。
犬の病気の悪化、入院、手術、通院とさすがに忙しかった。犬のためにできることや病気について調べ物をする時間も増えたし。
本は今までのように寝付く前までほぼ毎日少しずつ読んではいたが、その感想を記事にまとめるという時間が作れなかった。
来週は休みにしたので、読んだ本について何冊分か更新できればと思う。

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2:40+4:00に表された起源。羽生結弦~オータム・クラシック2018

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オータム・クラシック2018の羽生結弦の演技をYouTubeで見た。

見るまでは、2018/2019シーズンをジョニー・ウィアーとエフゲニー・プルシェンコでいくって一体どういうつもりと思っていた。
けど、見たら、ストンと腑に落ちた。二人の偉大なスケーターへのオマージュがストレートに伝わってきた。伝えることのできる力や条件が十二分にそろった今の羽生結弦というものが迫ってきた。

ショート
(右下の全画面ボタン(□)をクリックして全画面モードでご覧になることをおすすめ!)

これでしょ、と思った。羽生結弦はこれがしたくて滑ってきたんでしょ、と。
やらなきゃならないことじゃなくて、やりたいこと。それがこのプログラムだと。

フリー

ああ、これもやりたかったことだね。ショートに続いて羽生結弦のオリジンを見せてもらった。
転倒や抜けのジャンプの失敗すらマイナーな曲の調子に合っていて出来映え点を上げたいぐらい。未完成ながら没入感があった。

私見では、今までプログラムの演技もオフアイスでの発言も、やりたいこと、思っていることじゃないよね、本人がどこまで意識的かわからないけど、本人がこうであるべきと考える「羽生結弦」をすべて演技していると思っていた。そして、それが空々しいともイタいとも感じてきた。それがここ何年かつらかった。勝手な思い込みなのかもしれないけれど。
この二つのプログラムはそんな私の気持ちを払拭してくれた。つまりは、私が羽生結弦で見たかったプログラムなんだな。両方とも私の趣味というわけではない。けれども、羽生結弦ならこうでしょうというプログラム。

この二つのプログラムについての本人の発言はテレビで見るなりネットの記事を読むなりしていた。当時は、割と気を抜けるオリンピック後の最初のシーズンに4A練習に集中するためにうまい口実を考えたものだなんて思っていた。(ああ、こじらせてる、こじらせてる)
それは実際そうかもしれないが、そういうクレバーさも羽生結弦の魅力の一部だろう。

とにかく、今自分は羽生結弦のシニア・デビュー・イヤーに感じていたのと同レベルの期待を感じている(期待の内容は違っているけれど)。
今シーズンのプログラムx2(=オリジン)の完成形と、そこを超えて、来シーズン以降の羽生結弦のオリジナリティーの発揮の実現とに。

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北欧警察小説の古典 『笑う警官』

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北欧、スウェーデンのクライムノベル、警察小説の古典。

ミレニアム、特捜部Qシリーズは最新作まで読んでしまった。ヴァランダー シリーズも和訳されているものはすべて読んでしまった。けれども、私の北欧クライムノベル ブームは終わらない。
次、何行くってところで、読むべきとお勧めされるのは刑事マルティン・ベック シリーズ。まあ、この分野の古典をあたっておけば、今後の読書を楽しんでいくための助けになるかもしれない。

と、あまり積極的な気持ちで読んだのではなかったけれど…

いや、面白かった!

ストックホルムの路線バスで運転手、乗客皆殺しというスウェーデンで前代未聞の大事件。
その被害者の中に警察官のステンストルムがいた。ステンストルムは警察本庁殺人捜査課主任捜査官のマルティン・ベックと組んで捜査を行っていた若く野心のある犯罪捜査官だった。
当初、まるで手掛かりが得られなかったが、犯行は、このステンストルムが独自に調査していた事件に関連していると思われた。

この巧みな展開。

加えて、捜査官たちの個性の描出。一人一人が話の展開の中で何気なくちょっと皮肉かつユーモラスに描かれており、自然に親しみを覚えるようになる。マルティン・ベック シリーズというけれど、そう意識していなければ、誰が主人公とも判断できないだろう。
また、応援の捜査員を含め、一人一人が少しずつ手掛かりをつかんだり役目を果たしたりする。だから全員を好きになっちゃう。

シリーズは時系列で古いのから順に読みたいタイプだけど、間違ってシリーズ第4作から読んでしまった。次は、第1作の『ロセアンナ』だ。本作では殺されてしまったステンストルムが活躍しているかもしれない。

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少女が人の心のしくみを解き明かしてくれる。『日曜日島のパパ』

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ヴィンニは、ストックホルムに住む8歳の女の子。両親が離婚して普段は母親と暮らしているが、夏休みはストックホルム群島にある日曜日島に住む父親のところに滞在して過ごす。

あ~、これ、『制裁』の被害者と被害者の父親にもあったよ。離婚した父親が娘と暮らしていたのが島だったはず。日本人の自分には、かなり特殊なケースに見えても、離婚と島があふれるスウェーデンではよくあることなんだろう。
こんな地域色を感じることをできるのも本書を読む楽しみの一つだ。

話はヴィンニの視線で語られる。

パパは、あたしがしょんぼりしていることに気がついて、声をかけてきた。
「どうしたんだ?なにか悲しいことでもあったのか?」
ばかばかしい質問だった。だって、人はほんとうに悲しいとき、ふつう、それを見せようとはしないものだもの。


そうなの?
穿った見方。未だに、人の心理がよくわからない私にはそう思えた。
でも、おそらくヴィンニが言っていることが正しいんだろう。そう思えるほど、ヴィンニはいちいち鋭いのだ。

そして潔い性格に引きつけられる。
パパとママが離婚しているけどよりを戻して欲しいとか、ストックホルム本土の友達やママと離れて暮らすのがイヤだとか、そんなことは一切言わない。与えられた環境で淡々と暮らし、直面するさまざまな状況にさりげなく対処していく。

ヴィンニの語りは決して解説口調ではない。
けれども、客観的なその記述で読者は気づかされる。

単純な思い込みと、面倒くさい性格が同居するパパ。
ヴィンニのことが好きなようだけど、自分/男の優位性を示したい同い年のオッレ。
などなど、周囲の人々をヴィンニはさり気なく描き出す。皮肉な内容が多いのになんの誇張もなく。
それが諧謔味に満ちている。
今まで暗い暗いスウェーデンのクライムノベルをひたすら読んできたが、本作品でユーモアに満ちた世界に触れられた。



去年「NHKカルチャーラジオ 文学の世界 大人が味わうスウェーデン児童文学」(ムックのリンクを付けておく)という番組をやっていてストリーミングで聞いた。
スウェーデンの小説を読んでいると、スウェーデン児童文学からのたとえが出てくる。だから、スウェーデンの小説を楽しむためのバックグラウンド知識としてスウェーデン児童文学は知っておいて損はないと思った。
解説者の力量に負うところが大きいのだろうが、どの作品も非常に面白そうに感じた。
中でも、いつか読んでみようと思っていた作品の一つがこれ。

訳者は、この番組の解説をしていた菱木晃子氏。原題が「Pappa på Söndag」(直訳すると「日曜日のパパ)でこの表現は本文中にも出てきていてそのままだと意味をなさなくなり、訳者は苦労したところだと思うが、うまく訳出されている。

また、イラストは杉田比呂美氏。あっさりしたイラストがいい味出している。作品のトーンととよくマッチしている。



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霜の降りる前に ヘニング・マンケル

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スウェーデンの南部、イースタの警察署で刑事を務めるクルト・ヴァランダー。
その娘、リンダ。ストックホルムの警察学校を修了して、少女時代を過ごしたイースタで9月から警察官として勤務することになっている。
友人のアンナが行方不明になり探して回った。
そんな中、動物が焼き殺される事件が起き、さらに殺人事件も起きる。

 

Amazonの『霜の降りる前に』検索結果ページ

リンダの目から見ると、同じ人物の別の顔が見える。ヴァランダーはずいぶん気難しい癇癪持ちだ。アン=ブリット・フーグルンドは嫌なおばさんになっている。
それでいて、ヴァランダーはシリーズ作を通じて知っているヴァランダーなのだと感じる。ヴァランダーが一時期フーグルンドに惚れかけていたなんていかにもヴァランダーらしい。
それでも、自分がヴァランダーを弟のように親しみを感じてきていて(実際はヴァランダーは私より年上になるはずだけど)、自分の視線でヴァランダーのダメぶりを味わうのは楽しいけれど、年下の者の目でヴァランダーが批判されるのは、あまり愉快ではない。そんな気持ち。

なんだかんだ、リンダは父親譲りなのか、掟破りに突っ走る。いなくなったアンナの部屋に勝手に入り、勝手に車を乗り回す。といって、戻ってきたアンナがそれをそんなに怒っている風ではない。スウェーデンの友人関係ってそういうものなんだろうか。

ステファン・リンデマンは、本作でイースタ署員として初めて登場するが、『タンゴステップ』では、主人公なのだそう。ヴァランダーは出てこないけど、まだまだヴァランダーの世界に浸りたくて、読むことにした。『The Troubled Man』や『An Event in Autumn』も気になるのだが、『Pyramid』みたいに英語で読んでいるうちに日本語版が出ちゃったら悔しいので、とりあえず『タンゴステップ』にしとくかということで。

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愛犬のための 症状・目的別 高齢犬ケア百科 食べる・歩く・排泄困難、加齢による病に対応 須崎恭彦 (著)

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目次
はじめに
愛犬の状態をチェック
PART 1 高齢犬が安全でけがをしない環境、解除の工夫 今までと違う身体のケア
PART 2 高齢犬が安全で食べやすい、美味しい、食事の工夫 今までと違う食事のケア
PART 3 食べる・歩く・排泄困難・室内環境の整備等 愛犬ケア実例集
PART 4 教えて!須崎先生 手作り食の疑問・不安Q&A
PART 5 突然の症状にとまどわないために 高齢犬の疾病ケア


Amazonの『愛犬のための 症状・目的別 高齢犬ケア百科 食べる・歩く・排泄困難、加齢による病に対応』のページ

「はじめに」の二つの見出しに内容がぎゅっと要約されている。

基本は人間と一緒正しいケアと愛が大切。

日々体調は変化します。臨機応変に対応を。


PART 1、2でケアの考え方と基本的な方法がわかる。
さらにPART 3で実際に介護した飼い主による非常に具体的な例が示される。
実例に出てくる飼い主は、人間の介護関連職か、動物専門学校を出ている人物。知識をフルに活かしさまざまな工夫をしている。クッション等の製品名も記載されているので非常に参考になる。ただし、例に出てくる犬は中大型~超大型犬なので、小型犬飼い主としてはクッションやカートについては、そのまま採用というわけにはいかない。自分なりに考える必要がある。
また、昼間仕事で長時間犬に留守番させるという例もあるので、そういう場合に大いに参考になるだろう。

表紙のキャッチ、

3大症状を何とかする!
自分で食べられない
歩けない
排泄困難

を考えると、うちの犬は、「歩けない」という兆候にあるだけ。高齢犬のケアとしては、ほんの入り口にいるのだと思った。まだまだ先があるという状態であることに感謝しつつ、この先に備えたい。

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震える教室 近藤史恵(著)

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私立高校を舞台にしたホラー短編集。
古い西洋建築を校舎にする百二十年の歴史ある女子高校、凰西学園高等部には、音楽科、バレエ科、普通科が1クラスずつある。この普通科に入学した秋月真矢は同じクラスの相原花音と触れ合っていると不思議なものが見える。

プロローグ
第1話 ピアノ室の怪
第2話 いざなう手
第3話 捨てないで
第4話 屋上の天使
第5話 隣のベッドで眠るひと
第6話 水に集う
エピローグ


Amazonの『近藤史恵』のページ

不思議なものが見える理由が推理形式で明かされる。なので、ミステリー好き、ホラー嫌いでもするりと読めた。そういうこともあるだろうね、なんて流して考えられる。

話の展開で、大人に対して厳しい因果応報が起きる。「え、それぐらいのことで、こんな仕打ち?」と思ったのは自分が大人目線なんだろうか。高校生目線なら、すかっとするのかな、ともね。

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道標 東京湾臨海署安積班 今野敏(著)

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東京湾臨海署刑事課強行犯第一係 安積剛志と警察学校の同期生や東京湾臨海署の人々を巡る短編集。

初任教養
安積は警視庁警察学校で初任教養を受けていた。
『流行作家は伊達じゃない』にも収録されている。

捕り物
安積は警察学校を出たあと、卒配で中央署地域課の配属になった。

熾火
安積は捜査専科講習、通称デカ専科を受講し、刑事として目黒署の強行犯係に配属された。

最優先
石倉進は刑事課鑑識係の係長として東京湾臨海署に配属され、そこで強行犯係の係長の安積に会った。

視野
東京湾臨海署刑事課強行犯係の大橋武夫巡査は、係長として配属される安積に会った。

消失
東京湾臨海署刑事課強行犯係の村雨秋彦の目で見る須田。三田署の応援で村雨の須田を見る目が変わり、係の中での自分の役割を意識した。

みぎわ
一度閉鎖されたあと、新庁舎が建設された東京湾臨海署の刑事課強行犯第一係係長の安積は、ある強盗致傷事件から、過去の事件を思い出していた。

不屈
東京湾臨海署刑事課強行犯係の水野真帆巡査部長は当方新聞の山口友紀子記者と飲みに出た。

係長代理
安積係長が研修で一ヶ月間不在の間、村雨秋彦巡査部長が代理を務めていたところ、強盗の被疑者を取り調べることになった。

家族
青み埠頭公園の中で男性が倒れているのが発見され、東京湾臨海署刑事課強行犯第一係が捜査にあたることになった。


Amazonの『道標 東京湾臨海署安積班』のページへ

組織の中での人の考えと協調。心地よく軽く読める。

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あぶない抗がんサプリメント 福田一典 (著)

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はじめに
第1章 抗がんサプリメントとは何か
第2章 使ってはいけない抗がんサプリメント
第3章 買ってはいけない抗がんサプリメント
第4章 抗がんサプリメントの広告の読み方
第5章 抗がんサプリメントの正しい使い方
付録1 抗がんサプリメントでよく使われる宣伝文句の注意点
付録2 がんの予防や治療の目的で利用されることが多いサプリメントの正しい使い方
付録3 用語集
おわりに



Amazonの『あぶない抗がんサプリメント』のページ

飼い犬が骨にがんがあるであろうと言われている。積極的治療を取ればQOLが下がり、犬に対するストレスも大きい。3人の獣医(それまでメインでかかっていたホームドクター、その紹介の大学病院専門医、ホメオパシー等代替医療と従来医療を組み合わせている獣医)にかかった。けれども、積極的治療以前の病名特定と転移有無の診断のための検査(生体検査、CT)もあまり勧められないという状況。
わらをもすがる気持ちで代替医療の動物病院でホメオパシーとホモトキシコロジー薬を処方してもらい、サプリもだしてもらっている。その上、元々自己判断でやっていたサプリもある。
自分で選んでおいてなんだけど、サプリなので害はないとか、自然素材なので副作用はないとかって、それはおかしいと思う。効果があるということは、それが害になる可能性があるというものであろう。その辺のことをはっきりさせたくて本書を読んだ。
本書は人間用だけど、ペット用はなかったのでこれで代用。

冬虫夏草、有機ゲルマニウム、アガリクス、乳酸菌、オメガ3不飽和脂肪酸。今犬に与えているサプリやフードに含まれているものが挙がっている。

免疫を高めるものは、
リンパ球系の悪性腫瘍には悪影響を及ぼす可能性がある。炎症性サイトカンやプロスタグランジンや活性酸素の産生を促進して、炎症の憎悪や、がん細胞の増殖促進の原因となる場合もありうる。がん性悪液質を憎悪させて体力を消耗させる可能性もある。
アガリクスで肝臓障害が発生した例が報告されている。
というところが、自分がやっていることに関係していると思った部分。
冬虫夏草と有機ゲルマニウムのサプリについては、がんの可能性が高いと言われてから増量して与えてきたが、控えて様子を見てみようと思った。あと、今推定されているがんの種類がリンパ球系であるかどうかも調べよう。

一方、野菜や野菜ジュース、おから(食物繊維、大豆イソフラボン)はバランスを考えれば与えていっても良さそうだ。また、動物病院で出してもらっているサプリのオメガ3不飽和脂肪酸も良さそうだ。
そしてやはり砂糖や消化吸収されやすい炭水化物の食品は控えるようにきをつけるべきであるようだ。

「付録1 抗がんサプリメントでよく使われる宣伝文句の注意点」を見ればひと目で、各サプリと、その問題点や注意点を確認でき、本文中のページが表示されているので、そのページを参照して詳しく読むこともできるというのは非常に便利。
付録2も本文のダイジェストのようになっていて便利。
付録3の用語集は、抗がんサプリの話題に関連する用語がわかりやすく解説されている。ホメオパシーについては、イギリス、フランス、ドイツでは健康保険の適用が認められているとは初耳。日本で漢方製剤に健康保険の適用が認められているのと同じような感覚?いずれにしても、動物保険(少なくとも私が加入している日本最大と思われる動物保険)では、認められていないけどね。

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