FC2ブログ

読みました

読んだ本、まんがについて片っ端に記録していきます。「見ました」「聴きました」も紛れています。

Top Page › 犬、動物 › 犬・動物がらみ小説、エッセイ、まんが › パーフェクト・ブルー 宮部みゆき
2017-04-16 (Sun)  10:27

パーフェクト・ブルー 宮部みゆき

元警察犬マサは蓮見探偵事務所で所長の娘、加代ちゃんこと、加代子と行動を共にしている。依頼で家出高校生を迎えに行ったことから、高校野球界のスーパースターであった高校生が殺されるという殺人事件に関わることになった。
主にマサにより語られる長編ミステリー。


Amazonの『パーフェクト・ブルー』のページ

伏線のはられ方、構成、登場人物の魅力、読みやすさ…すべてパーフェクト。
もちろん、マサはかわいく賢い。
これが作者の初長編だとは恐れ入る。

読みだす前は、高校生が死ぬなんていやだとか、高校野球っていうのもなあ、なんて思っていた。
でも、ほら、犬が活躍する話は読まないわけにはいかない。

読みだして、話が古いよなあって思った。そりゃ、そうだ。出されて30年近い。
ここは、その時代の味を味わうがいいと自分に言い聞かせつつ読む。昭和の終わり近く、さまざまな機器にマイコンと呼ばれるようなコンピューターも仕込まれ、携帯もネットもない時代。台詞も人々の考えも今とは少々違う。

読んで良かったと思える読後感を得られるのもいい。
少年たちのまっすぐさなんていいじゃないか。

事件解明後の高校生諸岡進也の様子や、加代ちゃんの妹、糸ちゃんと、進也とのからみから、続編あるでしょ、と思わされる。うん、あった。『心とろかすような―マサの事件簿』。
関連記事

最終更新日 : 2017-04-16

Comment







管理者にだけ表示を許可