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2019-10-26 (Sat)  22:11

HSP、うつのどちらにも、『HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法』


HSPということばを知った。Highly Sensitive Personの略で「視覚や聴覚などの感覚が敏感で、非常に感受性が豊かといった特徴を生得的に持っている人のこと」だという。
自分が当てはまる。
顔の横から目に入る光で気が散る。疲れる。
雑音が気になって仕事に集中できないとか寝付けないとか。
匂いも気になる。洗濯すると、洗濯機の中の洗剤や柔軟剤の匂いが気になる。干した後は、ベランダからどちらかまたは両方の匂いが気になる。夕方になるとよそのお宅の夕ご飯の匂いが気になる。
いちいちイライラする。

読んで、このイライラが解決するのではと、読んでみた。


Amazonの『HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法』のページ

著者はうつであったことがあり、それがHSPではなかったかと考えているという。

HSPとうつ傾向は対立するものではなく、不安、心配、恐怖といった共通の感情が多くあります。


その一方、うつとHSPの違いが説明されている。
どちらの傾向が強いかを確認するチェックリストがある。

自分はHSP傾向もあれば、うつ傾向もあるのだと思った。今まで自分はうつにはならない性格だと思ってきたので、これは意外だった。

どちらの傾向が強いにしても自己肯定感を育てる7つのステップは役に立つだろう。

ステップ① 自分にとって気持ちいいことをする
ステップ② 「楽しい」「気持ちいい」に理由はないと知る
ステップ③ 自分が持っているものに目を向ける
ステップ④ 眠る前にアファメーションを行う
ステップ⑤ ネガティブ感情は無理に否定しない
ステップ⑥ 欠点こそ大切な自分の持ち味だと確認する
ステップ⑦ 「マインドフルネス」を意識する

特に印象的だったのは「ネガティブ感情は、自分をより深く知るための手立てにもなります」ということ。
「怒り」は二次感情で、本当は悲しいのに素直に出せない。悔しいのに言葉にできない。言いたいことが言えないから我慢に我慢を重ねて、爆発してしまう。
妬みや嫉妬も自分の願望の表れだと。

ネガティブ感情は、自分の隠れた気持ちや願望に気付かせてくれる「影」です。


また、6章「今感じている弱さ、つらさはあなたを救う才能です」で「自分の周りに優れた人が多いのは恵まれている」というのはそうだと思う。
著者が言うように優秀な周りを感じて確かに「それに比べて…」とは思うものの、自分にできないことをやってもらえたり自分では得られなかった情報を得たりと恩恵は多い。

「自分にとって気持ちいいことをする」のにおいて、例に挙げられていることが意外と自分に当てはまらない。「犬や猫と遊ぶ」というのは読むだけで涙が出てきちゃうし、「ぼんやりする」は、やろうと思ってもできなかったりする。

無駄に感覚が過敏であるということに対して過敏さを和らげるテクニック(雑音が気にならなくなるようにする方法とか)が得られるものかと期待したが、どちらかというとそんな自分を受け止めるという主張であるようだ。
なるほどとは思うものの、一朝一夕にはできないかな。

書名のとおり「自己肯定感を取り戻す方法」の内容なので、元から自己肯定感が低い人間向きではないかもしれない。
著者は医者という人よりいろんなことを効率良くできないとなれない仕事に就いてきた人。元々強い自己肯定感を持っていたんだろう。自分のように人よりできないことだらけで劣等感を抱き続けてきた人間とはかなり違う。だから自分には難しいかもしれないと思ったりする。

今度はこのHSPということばを提唱したエレイン・N.アーロン氏の本を読んでみよう。

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最終更新日 : 2019-10-26

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